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2020/06/24 18:22

2020年元旦ネパールから嬉しいメールが届きました。
ここ数年作ることがができずにいたビレッジレザーの生産が再開したとのこと。亡くなられた職人さんの家族が仕事を継承することにしたらしいのです。
2月はじめにネパールで新しいサンプルの打ち合わせ、春には第一弾の商品が入荷するとのことだったのですが、コロナもあり、のびのびになり、先週ようやくネパールから荷物が届きました。
本当はもっているところや使っているところの写真も紹介したいのですが、早く発表したいということでとりあえず、アップしてしまいます。

https://chahat.thebase.in/categories/2505245

ビレッジレザーについては以下を参照にしてください。
とにかく嬉しいです!
鎌倉のお店にも週末から並ぶ予定です!!

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ネパールのヒマラヤの村で作られている水牛の革のことを通称ビレッジレザーと呼んでいます
ものすごい山の中なので当然立派な施設もなく農家の庭先で作られています
昔ながらの方法で山の木の葉っぱを刻み入れた水に原皮をつけて、タンニンを利用して約2ヶ月かけてなめします。温度をはかったりしないし、材料を入れたりする時もいつも目分量。
だから毎回出来上がるビレッジレザーは表情が違います
色が濃かったり、薄かったりやわらかかったり、固かったり
時には、というかわりとしょっちゅうですが、
革の表面に汚れがついていたり、傷があったりします
日本の基準で言えば 全部B品としてはねられそう
でもそれを全部ひっくるめてビレッジレザーの魅力なんだと思っています
たぶん世界中探してもこんな原始的な方法で革を鞣しているところはないと思います。

というわけでご注文いただいても、お届けできるのはどれも微妙に表情が違います。
気になる方は是非店頭で十分に吟味してお選びください。どれがいいか選ぶのも楽しいですよ。

*念のためにもう一度、革の表面にまず必ずシミや小さな傷があります。ご了承ください。